【タイトル】
パラリンピアンの瀬立モニカ選手の「心の教育授業」を行いました!【本文】
江東区のすべての区立中学校ではカヌー競技のパラリンピアンとして有名な瀬立モニカ選手をお招きして「心の教育授業 折れないココロのつくりかた」をおこなっています。本校では11月15日(金)に、全校生徒対象の講演会を2校時目に、第1学年生徒のみを対象にした交流会を3校時目に実施しました。 瀬立モニカ選手は江東区立小学校・中学校のご出身で、中学生のときに江東区の特色ある部活動(合同部活動)の一つであるカヌー部に入部しました。その後、国体出場を目指して練習していた高校1年生のとき、学校の体育の授業中の事故により胸から下が不自由になり車椅子での生活となったそうです。 講演会では、こうしたご自身の自己紹介や車椅子での生活のお話を屈託のない明るい笑顔でお話されていました。パラカヌー選手として数々の国際大会で活躍され、とくにリオパラリンピックでは8位、東京パラリンピックでは7位、そして今年のパリパラリンピックでは6位と優秀な成績を修めてこられました。200mの直線距離をスピードで争うパラカヌー競技は「水上のF1レース」とよばれるそうです。「今までの苦労が1分ですべて報われてしまう、それがパラリンピックだ」と話しておられました。「たくさんの出会いが自分に影響を与えてくれている」「最後は自分できめろ!」「可能性は無限大、笑顔を大切に!」などの言葉が講演会の終盤にあり、最後に生徒会長のお礼の言葉で締めくくられました。 また講演会に続く3校時は1年生との交流会。まず生徒が考えた10の質問を瀬立選手に答えていただきました。「練習をしていてつらいと思ったときどうしていますか?」の質問に、「そういうときは、つらいとは決して思わず、最高、気持ちいい、と思うようにしている」との話に感嘆の声があがっていました。その後ご持参いただいたパドル(カヌーをこぐときに使用するもの)を1年生全員が手にとりカヌーをこぐように動かしてみました。 瀬立モニカ選手とそのお母様にはご多用のところご来校いただき本当にありがとうございました。【添付ファイル】
この記事に添付ファイルはありません。